レビー小体型認知症とは?症状・対応方法を解説

皆さんはレビー小体型認知症を聞いたことがありますか?

実は全認知症のうち10~20%を占めていると言われています。

そしてこの認知症はアルツハイマー型認知症と同じ対応をしてしまうと症状が悪化することがあります。

そのため、レビー小体型認知症について詳しく知ることで正しく対応することができます。

【レビー小体型認知症の原因は?】

原因はレビー小体という異常なたんぱく質が脳にたまることで起こります。

同じような病気に「パーキンソン病」がありますが、そちらは脳幹にだけ貯まりますが

レビー小体型認知症は脳幹と大脳の両方に蓄積されます。

そのため、パーキンソン病に似た手足の動かしにくさに加えて、認知機能の低下も出現してきます。

【レビー小体型認知症の症状とは】

パーキンソン症状(手足の動きがぎこちない、歩幅が小さいなど)

幻視(「あそこに女の子がいる!」など具体的で鮮明な絵が見えやすい)

自律神経障害(便秘、立ちくらみなど)

レム睡眠行動障害(眠っている間に手足が自然とばたばたと動く)

などの症状があります。

それらの症状が日内変動があることが多く、調子のいい時間と悪い時間が存在します。

アルツハイマー型認知症と違って初期は記憶障害はあまり目立たないのが特徴です。

【レビー小体型認知症はどういう経過をたどる?】

初期:幻視やレム睡眠行動障害が目立ちます。また意欲や自発性が低下し「なんだか元気が無いな・・」と

感じることがあります。

中期:幻視が強くなり、認知機能障害から妄想を起こすことが多いです。

よくあるのが「目の前にいるのは妻の格好をしているけど、別の人間だ。」とよく知った人を別人と思い込んでしまいます。

後期:パーキンソン症状が悪化し、手足の動きが悪くなり寝たきりになります。

また、嚥下(食べ物の飲みこみ)が悪くなるので肺炎を起こしやすくなります。

【レビー小体型認知症の対応方法は?】

・幻視は頭から否定しない

幻視は本人には確かに見えているものです。介護者が初めから「そんなのいませんよ!」と否定してしまうと

「でもそこにいるじゃないか!」と本人の怒りに繋がります。

ですから、「○○が見えるんですね。自分には見えないですけどね。」くらいの温度感が丁度よく本人の納得にもつながります。

・ベッド周囲に物を置かない

レム睡眠行動障害で夢をみているとそのまま手足が動いてしまいます。

その状態でベッドの周りにスマホのコードやコップなどが置いていた場合、引っかかって大けがをする場合もあります。

ですから、ベッド周囲はなるべく物を持ち込まない。本人が持ってきていたらそっと片付けましょう_(._.)_

・食事は調子のいい時間に

自律神経の乱れのために、本人の反応や動きには調子の良い時間帯があります。

調子の悪い時間に食事を促すと誤嚥性肺炎のリスクが格段に上がります。

ですから、少し時間をずらしても、言葉に返答がある・視線がしっかり合うなど調子の良い時間に行うと良いでしょう!

【まとめ】

いかがでしたでしょうか。レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症と同じように対応や治療薬の投与をすると

症状が悪化してしまうことがあるので注意が必要です。

裏を返せば、正しい知識を持って対応すれば安心・安全に暮らすことができます。

レビー小体型認知症の方を介護している・病院や施設などでみている方の助けになれば幸いです_(._.)_

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